エアプランツが枯れてしまった。
コルビィという種類のエアプランツである。
この株は3回手に入れてるのだけど、3回目の今回も枯れてしまった。
エアプランツはいくつか持っているのだけど、断捨離で処分した以外になくなった株はない。けれどもコルビィだけがどうしても枯れてしまう。
自分とはあまり相性が良くないのかな、と考えてしまうのだけど。
コルビィについてはある幻想が出てくる。
夢ともまごううとうとした状態で見る夢のような幻覚。
2回目のコルビィのことだった。
その時もきっと元気のないコルビィのことを気にしていたんだろうと思う。
うとうとしていると、
光り輝く完璧な姿をしたコルビィの株を手に持って見ている、
という幻覚が見えた。
すぐ目が覚めて、「コルビィ大丈夫なのかな?」なんてちょっとだけ楽観的に考えたのだが、ほどなく中心部が腐って枯れているコルビィとなってしまった。
どうやら、夢は逆夢よろしく、あるいは病人が元気になって家に帰ってきたらお亡くなりになる、っていう夢の俗解釈のような、そんな夢だったらしい。
今回、3回目については、中心部が枯れてるのを見つけ、あ、これもう枯れた、と思ったのだが、しばらく確認することもせず。昨日恐る恐る確認して中心部が腐ってるのを見た。それで処分した。
その処分した次の日の明け方、私はこんな幻覚のような夢を見た。
大きな壁と、壁に入り口があり、その向こうにはクリーム色の壁に金色の縁取りがされた飾りと赤い装飾のある建物がたくさん立っている。建物群の向こうは緑の森が見えている。
その壁を隔てて私はこちらから見ている。
その壁は
「中華人民共和国の壁」
なのである。
そして、私は西側、アラビアあたりの砂漠のような場所から壁の向こうの街を俯瞰するように少し上から見ている。美しい建物だと思っている。
目覚めてから、自分はコルビィに対してなにか美しい期待のようなものを持っていて、でもそれもこの街を通り抜けたように過ぎ去ってしまったのかもしれないと感じた。
コルビィに関する現実の経過は以下のブログで簡単に書いてます。