bluerose’s diary

基礎疾患視点を中心に日々感じたこと

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

パニック発作

パニック障害という症状があるが、私は若いころほとんどそういうものとは無縁だった。一度20代前半の頃に、バスの中で突然冷や汗をかいて気が遠くなったことがある。かなり気持ち悪くて、このままぶっ倒れてしまうのではないかと思ったが、なんとか停留所…

時が止まるということ

断薬して、曲がりなりにも社会生活に少しづつ参入しはじめてきている昨今。 新しく活動し始めた部分を振り返ってみてあることに気がついた。 参加している集まりなどの年齢層が、私が精神病として倒れた年齢に近いのである。 病気に倒れるまえのこと。ある精…

知識で体験を還元することが解決ではない

理解しがたいイメージが出てきたり、妄想が現れたりした場合、それを理解しようといろんなことを私は考えた。 心理学の知識が少しあったので、精神分析や分析心理学などの分野で解説される「象徴」やらなんやらを当てはめて、このイメージはこんなことが現れ…

直感と妄想

精神科にお世話になってから、ずっと考えていたのは、直感と妄想とどう違うのだろう、ということだった。同じ変性意識の中で知覚するものだが、直感と言われるものは建設的で、受けた者をきちんと導いていくが、妄想は受けた者を混乱へと陥れる。 そういうこ…

49歳

わたしは30代のころ、強烈な変性意識に襲われて、制御できなくなり、自死行為で入院したことがある。それからずっと向精神薬を服用していたのだが、数年前に再び強烈な変性意識が始まり、それがきっかけで、かえって向精神薬をやめることができたという経…