bluerose’s diary

基礎疾患視点を中心に日々感じたこと

喘息とのつきあい

このブログは自分の精神疾患について振り返ることを主なテーマとして立ち上げた。

が、気分変調と喘息の薬のことなどが急に浮上してきて、喘息のことを取り上げなくてはならないな、という気持ちになったので急遽カテゴリーを作成してこの話題を気が済むまでするつもり。

 

喘息の経過について。

喘息の治療を本格的に始めたのは精神疾患で服薬してからおよそ5年後のことだった。なのでぜんそく薬については精神疾患よりは短い期間だ。とはいってももう10年を超えてしまった。

 

だが、治療こそ短いものの、今思えば喘息そのものは精神的に苦しくなる前にすでにあったのだった。

精神疾患に繋がるような精神的な変調の兆しは日記から推測すると精神科病院に入院する2年ほど前からあった。丁度仕事を辞めた時期頃のことだ。なにか仕事を続けられなくなっていたのだった。

ところが、この職場にまだいた時代に、今思えばすでに夜中の呼吸困難や咳という喘息発作を起こしていたのだった。ただ当時は喘息のことを全く知らなかったので、これが喘息だということなど思わなかったのだ。それに毎晩ではなかったし、なんか知らん変な自律神経なんだろう、くらいなことしか思わなかった。

 

辞めてからこの夜中の発作があったかどうか覚えていない。次に発作らしきものを起こした記憶が精神科へ通院し始めて2~3年ほど経過したころだと思う。夜中に息苦しくなって呼吸できなくなるので、精神科の医師に話したのだが、これといって対策はされなかった。そしてカゼを引きやすくなり、夏なのに熱を出して淡がひどく咳が止まらなくなるなどの症状が出て、そのたびに息が苦しくなって、とうとう一日中呼吸が苦しい状態にまでなってしまった。それで近所の内科へ行くが抗生物質を点滴されても解消しない。処方された気管支拡張剤は1週間分あったが、ここじゃだめだ、と思って初めてインターネットを使って呼吸器科の病院を探し始めたのだった。

 

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ここから先はわたしの個人的なほぼ思い込みや妄想の域に入る考えであるが。

この喘息の状態って結構精神的ないらいらを招くのではないかと思う。

これはこの間からの軽い発作から無謀な減薬で死にそうなくらいに苦しくなったことを体験して、この間の自分の感情を感じていたのだが、とにかく苦しいのでなんとかしたいという思いでずっといらいらしているのである。ただ、苦しいものだから周りに八つ当たりする元気はなく、ひたすらこの苦しさから抜け出すことばかり考えている。

無知だった時代、普段はなんともなくても体としてはやはり苦しくなり始めていたのだと思う。仕事をしていたときになんとなく「こんなことやってる場合じゃないんだよ」といつも感じていたのは、身体が

「はよ、この状態なんとかしないと大変なことになるぞ」

という合図を送っていたのではないかと思うのだ。でも、それってなんだかわからん違和感としか感じなくて、いらいらしているものだから、辞めてからなんとなく精神的な変調をきたしはじめるのも、もしかしたら無理はないのかもしれない、と思った。

 

幼いころに喘息を体験したわけではないので、どういうものか知らない。

もし、これが小さいころ体験したのだったら、「喘息またやってきたな」みたいにわかって対策を取れたかもしれないが、まあ残念なことにいらいらが高じて自分へのそれこそ自己免疫疾患みたいな精神的自虐攻撃を始めてしまいました。

 

喘息になるといらいらしたのは、交感神経の興奮もあるのだろうな。呼吸をするために賦活する必要があるわけだ。そう考えると、精神疾患というけど、本当は違うのかもしれないなあ、って思う。身体的な不調から引き起こされる精神症状。