国家資格の試験が終わってから燃え尽き症候群みたいになってしまったのか、がっくりと元気が出なくなり、一日の半分を寝て過ごすようになってしまった。
とにかく、明け方に目が覚めてしまい、なんとなく悲観的になって、しょうがないのでお湯など飲んでぼーっとして、眠くなってきたらまた眠る。すると今度は少し遅い時間に目が覚めて、ご飯を食べ、日常生活をこなしているうちに、昼下がり、非常に眠くなる。そして、気力がわかなくなって家にいるときは昼寝してしまうのである。
ここ最近の睡眠時間は昼寝を合わせると12時間くらい寝てるかもしれない。なにしろ昼寝が4時間。この昼寝も安らかというよりは、電池切れで充電中的な感じの昼寝。ここで寝ないで頑張れば夜中に目が覚めることもないのかもしれないが、そんなこともない。
最悪なのは、悲観的になって頭の回転がもっと落ちてしまうことで、さらに泣きたい気分になるので、毎回夜中に枕を濡らしておりまする。(昼寝のときもそうなんだけど)
こういう時は変な妄想が出てきて、なんというか、年末の時期のせいか、もう生活が苦しくなってやっていけない、一家心中しかないのか、などと物騒な妄想が現れることだ。
妄想関係については流石に統合失調症時代に調べているし、先のことはともかく今すぐに危ない状況ではないことはわかっているので、妄想だなあ、と思うんだけど、しかしなんというか絶望しか見えなくなるというのは何回あっても苦しいものだ。
私は、これまで統合失調症的な不安や緊張をたくさん経験してきたけれども、うつみたいに落ち込むことはあまりなかった。
それが、断薬する直前からひどい憂鬱状態になったことがあり、うつ病ってこんなにひどい憂鬱になるのかと少しビビった。
精神疾患で自殺率が高いのは統合失調症よりうつ病だと聞いたことがあるが、なるほど、と思うような症状で、もしこれが未体験で精神疾患のことをよく知らなかったら精神科へいって薬を処方してもらうことになるんだろうなあ、なんて思った。
この鬱状態、断薬後にも時折現れることが出てきた。
絶望的な気分になるのはつらいけど、なんか知らん責任感だけが突出していてそれでもあれをやらなくては、これをやらなくては、という気分に駆り立てられてしまって、休みたいのに休めない、的なところに落ち込んでしまうのが一番つらい。
翻って、統合失調症の不安緊張、あるいは妄想などは、突然機械に異常が起こって、強制終了的な部分がある。統合失調症のつらさは、むしろ、この症状が出て、少し回復してきたところで、再び狂気に陥るのではないか、とかいう不安感だった。
まあ、どっちにしろ、つらいことはつらいね。
今は寒くて暗い時期だし、北国に住んでるから、いわゆる「冬季うつ病」というものなのかもしれない。
なるべく、休む。
今はこれを心がけている。