変性意識
統合失調症界隈では、言葉のサラダ、という言い方がある。 気になる人は検索してみて下さい。 なんか自分のことを考えたときに、この表現は結構うまいなあ、なんて感じていて、でもきっとこれを吹聴しまくっているうちに調子が悪くなりそうなので、ほどほど…
意識の流れというものを文学にしているところがあって、ヴァージニアウルフとかジェームズジョイスとか一時期読んでいたことがあった。 もし、今自分が意識の流れを再現するとしたら、こんな風になるのではないかと思う。 ネットで考えながら検索先のサイト…
気が付いたことがあった。 先日、内藤剛志主人公の刑事ドラマで役名が自分の下の名前と同じという政治家が出てきたことがたぶん自分の中のリアルにシンクロした感じを持ったのかもしれないが、そのように、フィクション、虚構の物語がやけに自分のリアルにシ…
私の左耳は突発性難聴でその聴力のほとんどを失っている。 そこにまるでラジオでも取り付けたように人の声や音が流れ出した、入り込んだ。 そういう幻聴をもう10年近く聞いている。 ネガティブなこと考えていたら、音楽聞いてるときに雑音立てるような出来…
もうすっごい昔、夢日記をつけ始めたとき、「意識の橋、無意識の(わすれた)」というタイトルをノートにつけたことがある。無意識につけた名前だったんだけど、このタイトルを思い出すようなことがあった。 自分の購読している新聞で、お題に絵や短文をつけ…
少し前のことだけど、こんな夢をみた。 わたしは昔勤めていた会社にいる。 わたしの前任者が仕事をやめてその人の後を引き継ぐことになっていた。 前任者の机の引き出しを開けてみると、官製はがきの切手の印刷された部分だけ四角く切り抜かれたものが、たく…
今朝はずいぶんとイライラしてどうしようもなかった。なんかわからないけど、そういう時は周りもちょっと干渉的になっていて、人のやってることに注意をするものだから、素直に受け取れない状態のわたしは、余計にイライラしていた。 そんなとき、購読してい…
最近、あまり夢見がよくない。よくない、という意味は、夢の中の感情がつらいものが多いということで、日常生活で吐き出されない感情が夢の中を通じて解放されるとか浄化されている、という感じなのかもしれない。 今朝の夢もまたそんな夢だった。 昔の家と…
この間、思ってもみなかった精神病の急性期発作にかなり焦ったが、おかげさまでだいぶ回復してきた。 過去記事:検査づくし この時の発作だが、3年ほど前に経験して断薬のきっかけとなった幻聴を中心とした妄想と身体感覚の異常の続きみたいな顛末だったの…
先日初心者向けの心理カウンセリング講座があったので聞きに行った。そのあとで講師の方に 「理論はわかるんだけど、どうも技法がわからないのは自分の中に人の心を知るのが怖いという恐れがあるのではないかと思った」 と感想を述べると 「人の心に触れるの…
夢はしばしばあり得ない情景や普段とは違う自分の在り方が出てきて、解釈するのはなかなか難しいことがある。夢の中の自分といつもの自分が一致すれば解釈などしなくても夢がわかるのだろうか? 長年夢日記をつけてきて、もどかしいと感じていたことはいつも…
以前書いた記事の続き 世界の象徴と妄想幻覚 - bluerose’s diary 昔から、人は苦難や悩みの果てに大きな宗教体験をすることが多かった。これは私が書物を読んで受けた印象である。振り返って、自分の精神病体験もやはりそういうことがいえるかもしれないと、…
幻覚や妄想は現実とかけ離れた解釈を提供してくるのでとても受け入れられないことが多い。逆に自分がその解釈に溺れる場合があって、その場合はその妄想に操られて日常生活がおろそかになり、病気とされるのはこのときのことを指す。 精神病患者の自殺の原因…
理解しがたいイメージが出てきたり、妄想が現れたりした場合、それを理解しようといろんなことを私は考えた。 心理学の知識が少しあったので、精神分析や分析心理学などの分野で解説される「象徴」やらなんやらを当てはめて、このイメージはこんなことが現れ…
精神科にお世話になってから、ずっと考えていたのは、直感と妄想とどう違うのだろう、ということだった。同じ変性意識の中で知覚するものだが、直感と言われるものは建設的で、受けた者をきちんと導いていくが、妄想は受けた者を混乱へと陥れる。 そういうこ…